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代表者挨拶
はじめまして、行政書士つなぐ法務事務所の時村公之(ときむらこうし)です。
当事務所のWEBサイトへお越しいただき、ありがとうございます。
弊所は、旅行業法・旅館業法などの観光法務に特化した行政書士事務所です。旅行業登録や旅館業許可申請など、観光事業者様が必要とする様々な法的手続きのサポートを行っています。
サイトをご覧いただくにあたり、ご挨拶に代えて、私が行政書士を目指したきっかけや事務所設立に至る経緯などをご紹介させて頂きます。
行政書士になる
行政書士になる以前、私は携帯電話基地局の建設工事を行うに会社で、置局という業務を行っていました。
置局とは、携帯会社(DoCoMo・KDDI・ソフトバンク等)がエリアカバーを計画している地域に実際に行って、条件にあう候補地(土地や建物)を見つけて、その所有者を探し出し、交渉して賃貸借契約を締結してくるという業務です。結構泥臭い仕事(笑)でした。
ただ、基地局を建設するには、所有者との契約の他に、行政に許可申請や届出を行わなければならないケースも多くあり、業務を手掛ける中で、そうした行政手続きに興味を持ちました。
ところが、行政手続きを業務として取り扱うためには行政書士という資格が必要であることを知り、一念発起して行政書士資格にチャレンジし、令和元年1月に合格しました。
観光法務との出会い
資格取得後、行政書士として独立しようと考えたのですが、いったい何をメイン業務として扱うかを迷いました。行政書士といえば、「建設業許可」「申請取次」「農地転用」「営業許可」「会社設立」「車庫証明」「遺言・相続」などが主な取扱い業務で、まわりの行政書士もこれらの業務のどれかを取り扱っていました。
しかし、私は「少し人とは違うことがやりたい。」「できれば、広島という地域にとらわれることなく、全国区で仕事がしたい」という思いがありました。
そうしたなか、東京や大阪などにも足を運んでセミナー等で情報収集をする中、旅行業や旅館業の手続きが行政書士業務であることを知りました。
これであれば、広島どころか中四国地方にも手続きを取り扱っている行政書士は皆無ですし、HPを活用すれば、全国で仕事ができます。こうして、私は観光法務を専門とする行政書士として、令和元年6月1日に事務所を立ち上げました。
行政書士のあるべき姿とは
行政書士が扱う許認可という手続きは、事業のスタートやステップアップの際に必要とされる手続きです。つまり、行政書士は、依頼者の事業のターニングポイントに関わる仕事だと言えます。
だからこそ行政書士は「依頼者の代わりに書類を作成するだけの『手続きに詳しい人』ではなく、依頼者の事業を次のステップへと【つなぐ】ことのできる『行政法務のプロフェッショナル』でなければならない」と考えます。その思いを込めて「つなぐ」という言葉を事務所の名前に選びました。
ですから、私はお客様からのご依頼やご質問に対して、「できません」とか「違法になる可能性があります」といった、ありきたりな言葉で逃げるのではなく、どうすればお客様のやりたいことが実現できるのか、その可能性を一緒に考えるパートナーでありたいと思います。
行政法務のプロフェッショナルとして
お陰様で、開業1年目からHPを通じて全国からお問い合わせを頂き、初年度は、北は新潟県から南は沖縄県まで、全国各地の旅行業登録や旅館業許可の申請サポートをさせて頂きました。
そして、2年目の令和2年8月からは、広島市中区八丁堀という広島市の中心地に事務所を移転し、さらに事業を拡大することになりました。
業務を通じて感じたことは、多くの事業者様が観光法務に詳しい専門家を必要としているということです。お問い合わせを頂く方々は皆、「どこに問い合わせればいいかわからなかった」「こんな事務所があるのなら、もっと早く知りたかった」とおっしゃいます。そして、許可が下りた際には「頼んでよかった」と本当に喜んでいただけます。
こうした事業者様の喜びの声が私の原動力でした。これからも観光法務を通じて、観光業にチャレンジしたい事業者様の力になれるよう、行政法務のプロフェッショナルとして、さらに専門性を高め、高品質なサービスを提供して参りますので、安心してご相談ください。
行政書士つなぐ法務事務所
代表行政書士 時村 公之