おはようございます。事務所のビルの１Fにある「すき家」から、牛丼屋とは思えないほど美味しそうなカレーの匂いがしてくるので、2日に1回はお昼がカレーになっている時村です。

これから旅行業を始めたいという方からの相談に「旅行業務取扱管理者の資格を持っている人を紹介してもらえませんか？」というのが結構あります。旅行業を始めるためには、営業所ごとに旅行業務管理責任者を選任しなければならないので、その資格者を紹介してほしいというものです。

こうした相談は、もともと別の事業を展開されていて、お客や商品・サービスがあるので、次の事業として旅行業を始めたいと考える事業者の方から頂くことが多いのですが、残念ながらフリーの旅行業務取扱管理者なんて、そう滅多に見つかることはありません。

通常、こうした資格者は、既にどこかの旅行会社に勤務しています。そして、仮にそうした方をご紹介しても、すでに安定した収入があるのに、右も左もわからない新会社に転職しようと考える人はほとんどいません。また、旅行業は、資格者がいなければ営業できませんから、そのように声がかかれば転職してしまうような人を選任するというのは、経営上リスクが高いと言わざるを得ません。

そこで、こういう質問を頂いたときは、「ご自身もしくは経営陣の誰かが資格を取得して、そこから旅行業を始めるというのが一番いいですよ」と答えています。

来週の10/28は、地域限定旅行業務取扱管理者試験の結果発表です。今年の夏ごろ、3人の事業者の方から上記のようなご相談を頂いたのですが、3人とも9月にこの試験を受験されています。地域限定旅行業務取扱管理者試験は、「総合」や「国内」に比べれば、比較的難易度の低い試験ではありますが、それでも仕事をしながら試験に合格するということが大変なのは、僕も身を持って体験しているので、我がことのように吉報をお待ちしているという状態です。

仕事につながるんで、まさに「我がこと」ですね(笑)

それでは、今日はこのへんで。