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ほぼ毎日更新、今日のつぶやき「廃業届」

おはようございます。出張は、Tシャツと靴下とパンツを持っていけば、あとは何とかなると考えている時村です。

昨日、広島電鉄がホテルニューヒロデンを閉館してホテル事業から撤退するというニュースがありました。ホテルニューヒロデンといえば、広島駅から徒歩数分という好立地にあって、「昔は出張でよく使ったよ」っていう方も多いんじゃないかなって思います。

他にも、JR尾道駅に入っていた全テナントが撤退するというニュースも流れていますが、撤退するテナントの中には「m3 HOSTEL」という宿泊施設も含まれていて、どちらも撤退の理由が、新型コロナウイルスの影響ということですので、ホントに痛ましいなと思うところです。

ところで、ホテルを閉館するといった場合に、観光系行政書士として気になるのが「廃業届、ちゃんとだしてるかなぁ」ということです。これは、旅館業に限ったことではく、営業許可という手続きのほとんどに、営業をやめる際の手続きとして「廃業届」というものが準備されていて、旅館業の場合、営業の廃止から10日以内に、この廃業届を提出しなければならないことになっています。

また、事業を承継する場合も、相続や吸収合併、吸収分割といった手続き以外では、旅館業の営業許可の承継はできないので、こちらも承継前の会社や個人が廃業届を提出して、承継後の会社や個人が新たに旅館業の許可を申請することになります。

ホテルが廃業するということは、廃業したホテルの分だけ、地域の観光客の受け皿が減るということなので、できれば受け入れ先などが見つかって、引き続き地域の活性化の原動力になってもらいたいなぁと思うところです。

それでは、今日はこのへんで。

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