おはようございます。ホテルの朝食バイキングはコンプリートすることがマナーだと思っている時村です。もう、お腹いっぱいです。

昨日は、兵庫県で、地域をブランド化して地域ツーリズムを開発したいという自治体の方々を前に、1時間ほど地域の魅力の見つけ方についてお話させて頂きました。

偉そうに色々とお話させて頂いたのですが、結局のところ何が言いたかったかというと、「誰に何を売るのかを、しっかり考えてみましょう」ってことです。これって要はマーケティングの思考でして、観光業界って本当にマーケティングという発想が欠如していると思います。

どうしてもこういった取り組みの時に出てくるのは、「緑に囲まれた自然豊かな」的なフレーズなんですけど、これだと差別化は図れませんし、誰も行きたいとは思いません。なんなら東京にだって緑に囲まれた自然豊かな場所はいくらでもあります。そもそも「緑に囲まれた自然豊かな」的なフレーズが出てくる時点で、誰に来てもらいたいのかという視点もかけています。

どんな嗜好を持つ人に対して、自分達の地域にある何をアピールするのか、という視点で考えると、自分たちの持っている観光コンテンツをどう組み合わせたらいいのか見えてくるんじゃないかなぁと思います。

と偉そうなことを書きましたが、お腹がいっぱいでこれ以上は書けません。

それでは、今日はこのへんで。