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ほぼ毎日更新、今日のつぶやき「GoToトラベル事業に思うこと」

おはようございます。先日東急ハンズに行ったら、売り場が来年のカレンダーと手帳だらけになっていて、既に年の瀬を感じてしまった時村です。

今、何かと世間を騒がせているGoToトラベルですが、11月6日より、観光を主たる目的としない旅行商品や通常の宿泊商品の水準を超えたサービスが含まれる商品については、事業の対象外になります。

具体例としては、ビジネス出張を目的とするものや、通常の宿泊料金(5000円程度)を著しく超える商品(3万円程度)付きの宿泊プラン、ヨガライセンス講習付き宿泊プラン(4泊5日20万円~)、英会話講習付き宿泊プラン(2泊3日2万8000円)、ダイビング免許付き宿泊プラン(5~10万円)などだそうです。(GoToトラベル事業Q&A集より)

赤羽国土交通大臣も10月30日の記者会見で、「GoToトラベルは大きな国家予算を投じた事業。不正使用は断じて許されない。社会通念上の観点を含め、問題があるものについては割引の対象にしない。」と言及していて、確かに高額商品付きの宿泊プランなどは、制度の裏をかいてる感もありますし、コンパニオン付きの宿泊プランなどは、公序良俗に反している言われても仕方がなく、国家予算(つまりは税金)が投入されることに批判の声があがることについては、当然のことかなぁと思う次第です。

ただ、ビジネス利用や免許合宿付き宿泊プランって、「GoToトラベル事業の趣旨から外れているよ」っていう指摘はごもっとなんですが、ここで利用される宿泊施設って、実は比較的宿泊料の安い施設であることが多くて、今回のGoToトラベル事業で、一番恩恵を受けていない事業者なんじゃないかなぁとも思うので、一概に対象外って言い切ってしまうのも、どうなのかなぁと思ってしまいます。

個人的には、通常価格が一定額以下の格安施設については、抱き合わせ販売を認める等のルールにすると、低価格を売りにしている宿泊施設にもGoToトラベル事業の恩恵が受けやすくなるのではないかと思っています。

あと、制度の不具合について指摘する声もありますが(特にマスコミ)、このコロナ禍においては、何よりもスピードが優先されることを考えると、むしろ「趣旨に添わないような使い方はしてはいけない」という空気感を社会全体で醸成していくことが大切なのであって、制度の不具合を殊更にあげつらうのは、お門違いだと思うところです。

それでは、今日はこの辺で。

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