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ほぼ毎日更新、今日のつぶやき「海の次世代モビリティ」

おはようございます。広島県では、17日から飲食店対象の営業自粛要請が始まるのですが、次は巣ごもり需要でスーパーの密が叫ばれると思う時村です。

今頂いている仕事を通じて、少しだけ海に関わる手続きを行ったのですが、その際に水中の法規制って面白そうだなと思って、それとなく情報を集めていました。

実は、国も「海における次世代モビリティ活用に関する産学官協議会」というものを、先月の11月から開催していまして、現在の状況確認や今後の可能性の探索、そして技術的・制度的課題の洗い出しなどを行っています。

その中でも、特に面白そうだなぁと思っているのが、「小型無人ボート(ASV)」です。これは、自立制御または遠隔操縦により水上を航行する小型船舶やミニボートのことです。

政府は、2025年までに、陸上から操船したり、高度なAI等による行動提案で船員をサポートしたりするような「自動運行船」の実用化を目指して、技術開発等を支援していて、2025年以降には、ある程度の意思決定をAIが行うような自律性の高い船舶の開発も視野に入れています。

基準や制度の整備についても、2019年に告示の改正などを行い「遠隔操縦小型船舶に関する安全ガイドライン」を取りまとめ、小型無人ボートの法的な位置付けを整理しています。今後は、更に法改正などが行われていくのではないかなぁと注視しています。

日本は、小さな島国ですが、排他的経済水域(EEZ)を含めた面積では世界第6位の海洋国家です。海には多くの資源が眠っているとも言われていますし、観光という側面からも陸地には無い観光資源がたくさんあるはずです。ですから、海上や海中の移動という問題は、今後大きく取り上げられていくと思うので、個人的には中々の注目分野だなと思うところです。

それでは、今日はこの辺で。

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