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ほぼ毎日更新、今日のつぶやき「訪日外国人人数」

おはようございます。昨日の「最初の一言」があまりにも出来が良すぎて、今日の一言が全く思いつかない時村です。

1/20のYahoo!ニュースで、観光庁の発表で2020年の訪日外国人数は、目標の4000万人に対して411.6万人で、前年より87.1%減少したとありました。400万人というと、1998年が410.6万人ですから、この一年で実に20年分の訪日客増加分がコロナで吹き飛んだということになります。

一方で、政府は「2030年に訪日外国人数6,000万人」という目標は変えておらず、1/18に行われた施政方針演説でも菅総理は、「新型コロナを克服した上で、世界の観光大国を再び目指します。」とおっしゃられています。

1/20の記者会見で蒲生観光庁長官は、「業界の努力と政策を集中させれば、10年で達成できる期待もある」とコメントされたそうですが、そもそも2019年ごろから訪日客の伸びは鈍化していましたし、仮にワクチンが普及して観光産業が回復したとしても、ちょっと難しい数字なのではないかなぁと感じています。

いつもこうした数字を見て思うのは、「そろそろ人数を目標にするのをやめませんか?」ということです。もしくは、人数を目標にしても良いので、あわせて一人当たりの支出額も目標に加えたらいいんじゃないかなぁと思います。なぜなら、観光の経済的な目標は、どれだけの経済効果をもたらしたかということであって、人数はその指標のひとつでしかないからです。

菅総理も、同じ演説の中で日本の魅力を列挙されておられましたし、どうせならその大切な日本の魅力に価値を感じてくれて、しっかりとお金を落としてくれる人に来ていただける施策を打っていくことが大切なんじゃないかと思う次第です。

それでは、今日はこの辺で。

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