更新情報

ほぼ毎日更新、今日のつぶやき「押印廃止に続く行政改革の流れ」

おはようございます。自宅にオンライン対戦のできるダーツボードがあるのですが、対戦時に映る自宅の背景が気になって、未だにオンラインに踏み切れない時村です。

河野行政改革担当大臣の号令の下、昨年末にかけて行政文書の押印の廃止に向けた各法令の改正が行われたわけですが、この流れでちょっと面白いなと思うような改正案が出ていました。それが「水質汚濁防止法施行規則等の一部を改正する省令案」です。

水質汚濁防止法というと、旅館業の申請手続を行う際に出てくる法令のひとつなのですが、今回の改正案では、押印廃止といった動向を踏まえ、行政手続の合理化の観点から制度の見直しを行った結果、(1)受理書を廃止する、(2) 届出等を光ディスクで提出できるようにする、といった規定の整備を行うそうです。

確かに受理書は、届出に受理印を押したものを頂ければ、こちらとしては証拠も残りますし、わざわざ受理書を後日発行する必要もないのかなと思います。光ディスクは、CD-RやDVD-Rの事なんですけど、いちいち印刷していかなくてよいので、いいですよね。ただ、受け取った行政機関がプリントアウトして確認していたらカオスですけどね(笑)

むしろ、「光ディスクを認めてくれるならメールでもいいじゃん」と思うところなのですが、光ディスクで提出を行う場合は、提出書というものを添付することになるようなので、あくまでも窓口で受け取ることを想定しているようです。ちなみに現行法ではフロッピーディスクであれば提出することができるそうです。知りませんでした。

押印廃止を機に、行政にも仕事のやり方を変えていこうという機運が高まっているのかなとも思いますので、行政サイドも働きやすい仕組みを作って頂いて、お互いが使いやすく、結果国民の利便に資する改革を行ってもらいたいと思うところです。

それでは、今日はこの辺で。

「水質汚濁防止法施行規則等の一部を改正する省令案」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195200092&Mode=0

ページ上部へ戻る