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ほぼ毎日更新、今日のつぶやき「富士山の山頂って誰のもの?」

おはようございます。昨日はひたすら待つことが唯一の仕事だった時村です。広島運輸支局の夕日はとてもきれいでした(T^T)

「突然ですが、富士山の山頂って誰の所有物か知っていますか?」

先日の「海の所有権」の内容について、知り合いの行政書士と話をしていたときに、こんな質問を受けまして、「いやぁ、富士山って国立公園ですし、国ですか?」と答えたところ、所有者は国でも県でもなく、富士山の山頂って私有地なんです。

じゃあ誰のものなのかと言いますと、静岡県富士宮市に総本宮がある浅間神社で、実は8合目以上の土地4,045,800㎡のうち、富士山特別地域気象観測所や登山道、山梨県道富士上吉田線などを除く約3,850,000㎡が、浅間神社の所有地となっています。

ただ、この土地を確認するために公図を取り寄せようとすると、未登記の為、公図は出てこないそうです。これは、富士山山頂がどちらの県に含まれるのかについて、山梨県と静岡県とで争いがあり、これがいまだに解決していないことが原因だそうです。

そんな話をしていたら、「じゃあ、県や市をまたぐような家の場合、住民票なんかはどうなるんだろう」という話が出てきまして、調べてみたところ、どうやら玄関のある場所を住所地とするという運用がされているようです。ちなみに玄関が2か所あって、それぞれの自治体に面している場合はどうするのかというと、その場合は台所の場所で判断するようです。これは、台所は通常1つしかないからというのが理由だそうです。

とは言いましても、自治体によってその判断基準も違う場合もあると思いますので、自治体をまたぐような家を購入された場合は、ぜひそれぞれの自治体にお問合せ下さいな(笑)

それでは、今日はこの辺で。

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